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紙ふうせん

1つ、ついては、手をたたく、
紙ふうせんののぼる空。

絹の旗雲、羽の雲、
柳のような、枝の雲。

「さんさん笹山」その唄の
猿もさんさん、笹山で、
お手々たたいて春の日を、
みなでたのしくあすぼうし、

ひとりあそびもお日和は、
ひとりあそびも春の日は。

「金子みすゞ 童謡全集」(JULA 出版局)

〈デザイン解説〉

折り紙で紙風船を作ってみると、ちょうど折りたたんだところが三角になっていて、遠近感のある景色に見えてきました。
四角の中の下側の三角が遠くまで続く道、その上は空、左右の三角は木や草原、水や川、そんな事を思いながら、大小の点々やシマ模様で景色を表現してみました。
三角の隙間は道のよう、色々な模様の紙風船を繋ぎ合わせると、まるで地図のようです。
出来上がった絵に半透明の雲を浮かべると、三角は山のようにも見えてきます。
小さな面積にいろんな景色が見えるデザインが出来上がりました。