海にふる雪は、海になる。
街にふる雪は、泥になる。
山にふる雪は、雪でいる。
空にまだいる雪、
どォれがお好き。
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雪に/こくたん
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雪に/ひわいろ
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雪に/わすれなぐさいろ
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雪に/いおんいろ
雪に
「金子みすゞ 童謡全集」(JULA 出版局)
〈デザイン解説〉
海や街、山にふる雪、その環境を選ぶことなく海になり、泥になり、そのまま雪であったり、自らの選べない運命を雪に例えたこの短い詩の中に深いメッセージを感じます。
「空にまだいる雪、どォれがお好き。」と最後軽やかに問いかけるみすゞさんの言葉に気持ちが楽になる反面少しの残酷さも感じます。
デザインは丸、三角、四角、違う形の雪が静かに舞う姿を表現、積もった雪が「花になればいいな」と想い描きました。