金米糖は
夢みてた。
春の田舎の
お菓子屋の
硝子のびんで
夢みてた。
硝子の舟で
海超えて
海のあなたの
大ぞらの
お星になった
夢みてた。
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金米糖の夢/なでしこいろ
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金米糖の夢/みずいろ
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金米糖の夢/はいきみどり
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金米糖の夢
「金子みすゞ 童謡全集」(JULA 出版局)
〈デザイン解説〉
この詩を題材にした4作目となるデザインです。今回のデザインはお花の形の硝子瓶から溢れる金米糖を表現しました。小さな硝子瓶はみすゞさんが生きた苦しい時代、その小さな世界から大きな世界へコロコロと溢れ出すような、小さく可愛いけれど強い意志を持った金米糖にみすゞさんの心を重ね表現しています。