私は好きになりたいな、
何でもかんでもみいんな。
葱も、トマトも、おさかなも、
残らず好きになりたいな。
うちのおかずは、みいんな、
母さまがおつくりになったもの。
私は好きになりたいな、
誰でもかれでもみいんな。
お医者さんでも、烏でも、
残らず好きになりたいな。
世界のものはみィんな、
神さまがおつくりになったもの。
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みんなを好きに/あさぎいろ
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みんなを好きに/ときねず
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みんなを好きに/かきつばたいろ
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みんなを好きに/もえぎ
みんなを好きに
「金子みすゞ 童謡全集」(JULA 出版局)
〈デザイン解説〉
誰でも苦手なものや好きでないものがあります。
詩の一節のように嫌いな食べ物が出てきてもそれに関わる人や物事を考えるとまた違った事が見えてきて、その見方にも変化が出てくるのではないでしょうか。
この詩のように優しい心で物事を見て行きたい、そんな事を思いながらこのデザインを考えました。
生き物や植物が1つの木になり、雲を作り雨を降らせ瞬く星になる。
色々なものがそれぞれの場所で共生している様子をイメージしました。
デザイン制作の上で普段あまりモチーフとして使わない葱やアスパラガスなどの野菜を楽しんで描いたデザインです。