つゥばな、つばな、
白い、白いつばな。
夕日の土手で、
つばなを抜けば、
ぬいちゃいやいや、
かぶりをふるよ。
つゥばな、つばな、
白い、白いつばな。
日ぐれの風に、
飛ばそよ、飛ばそ、
日ぐれの空の、
白い雲になァれ。
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つばな/りきゅういろ
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つばな/そばきりいろ
つばな
「金子みすゞ 童謡全集」(JULA 出版局)
〈デザイン解説〉
すっと伸びた細長い葉としなやかな筆先のような白い穂が特徴の「千萱(ちがや)」という植物、その穂先の部分を「茅花(つばな)」と呼ぶそうです。
風に吹かれさらさらと流れるように夕日にそよぐ様子はノスタルジーたっぷりな美しさが感じられます。そんな情景を思い浮かべシンプルなデザインに仕上げました。