露の草原
はだしでゆけば、
足があおあお染まるよな。
草のにおいもうつるよな。
草になるまで
あるいてゆけば、
私のおかおはうつくしい、
お花になって、咲くだろう。
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草原/かなりあ
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草原/ももはな
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草原/わすれなぐさ
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草原/うすもえぎ
草原
「金子みすゞ 童謡全集」(JULA 出版局)
〈デザイン解説〉
流れるような躍動感のある波のような線、その間に色々な形の葉っぱを敷き詰めました。
そして、その中に小さな草や花を地紋のように描き込みました。
背の高い草や、地面を這うような小さな草、草原は色々な種類の草たちが共存し集まり出来ています。
私たちもそうあるべきなんだ、そんなメッセージが伝わってきます。